"

人には器というものがあって、それにちなんだ運命がやってくる。そのあたりに運命の妙味と悲劇というのはある。カネだの、露骨にいうけど、美人だのというのは、そうした器のゲームの彩りであって、歴史の中に消えていく具の人間には縁のないものだし、隠れた賢者は延々とそれを語っている。古典を読めよだけど、それは人生にきちんと敗北した人にとっての慰みであり、世界というものの美しさでもある。世界というのは美しいものだ。カネや美人よりも美しい、そう見えたら生きて見た甲斐があったってものじゃないか、ということだが、まあ、サクセス系からは負け惜しみ。実際、悔恨というは敗北感はつきまとう。

 どういうしくみになっているのかと思うが、まあ、そういうものだ。孔子様いわく40歳でそのあたりの見切りができるのだから、矩を踰えずまでの30年が人の人生というものだし、考えてみれば、人が、男女という桎梏から少し薄くなるのもそんなものだ。というあたりで、人間存在とは不思議なものだと思う。

"
  1. lunaryue reblogged this from yangoku
  2. puuq reblogged this from yangoku
  3. cognoscenti reblogged this from yangoku
  4. yangoku reblogged this from yotaroh
  5. yotaroh reblogged this from jinon
  6. bo-rude reblogged this from jinon
  7. jinon posted this